書を展示(尾崎記念館)
| 尾崎行雄の直筆四字書を入手しました。大変貴重なものなので早速尾崎記念館の多目的室の後壁に設置(写真参照)しました。既に前壁には『善悪の標準』が掛けられており、部屋に一層の雰囲気を作り出しています。 『為志天来』と書かれてあります。尾崎行雄の横書きは戦前のものでも左から読みます。 西川圭三講師による解釈では、以下のようになります。 「天来たりて、志を為さん」と読み「いつの日か、天の神がこの世に降り立って、私の志を実現して下さることだろう」という意味だと思われる。 当時は一党独裁政治が敷かれており、軍部は大陸への侵略を進めていた。尾崎行雄の志とは、憲政擁護と国民の自由と権利が保証される民主主義国家の実現であった。この書の解釈は次の通りである。 「現在のように、軍部の横暴が公然と罷り通り、国民の自由と権利が剥奪され、言論の自由さえも許されないような不合理な社会を、天(神)はいつまでも許しておかれるはずがない。いつの日か、天(神)がこの世に降り立って、軍部の誤りを正して、私の志す民主主義の国家の建設に力を貸して下さることだろう」以上。 来館者のひとたちにもぜひご覧いただきたいと思います。 |
